フィンランドが教えてくれた「起業家精神」

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すでにフィンランドが恋しくなっている今日この頃。

びっくりするほど、肌に合う国でした。

 

 

今回のフィンランドの旅を通して、私の一番の学び。

それは「起業家精神」に関する私なりの答えを見つけられたこと。

 

その話をする前に、簡単にフィンランドの基礎知識おさらい!

日本から一番近いヨーロッパであるフィンランドは、なんと東京の人口の半分ほどの人口(約550万人)なんです。

だいたい福岡県民くらいの人口しかいません。

国土は日本より少し小さいくらいなのに、人口は少なく、森が多い自然に溢れた国であります。

 

 

そんなフィンランドは今年独立100周年を迎えました。

 

 

そんなフィンランドに興味を持ったのは、『フィンランド教育』に興味を持ったことがきっかけでした。

2000年以降、15歳の子どもを対象にした 国際的な学習到達度調査(PISA)では常に上位にランクインするようになったフィンランド(最近は順位が下がってきています)。

学費も教材費も給食費も無償で、学び直しは何度でもOK。

受験はなく、内申点で評価されます。また、ほぼ公立校しか存在しません。

そんなフィンランドのリアルを見たくて、ツアーへ参加することを決めました。

 

 

今回のツアーに参加して、小中一貫校に高校、大学、職業学校と様々な教育機関に訪問させていただき、先生や生徒たちに実際に話を聞くことができました。

その中で一番語られていたのが「起業家精神」という言葉でした。

 

実はこの「起業家精神」という言葉。私が今働いているリクルートという会社でも大切にされている言葉です。

ただ私の中ではまだ地に足のついていない言葉だったのですが、フィンランドに行ったことで「起業家精神」という言葉の意味を自分なりに見つけることができました。

 

フィンランドは第二次世界大戦で敗戦し、国力を上げるためには男性だけでなく女性にも働いてもらい「良き納税者」を育成する必要がありました。

そこで女性にも働き続けてもらうための仕組みづくりを進めた結果、いまのフィンランドの様々な仕組みが出来上がっていきました。

 

フィンランドは消費税(付加価値税)が最大24%を誇る高率税制国家です。

24%と聞くとエッ!と思いますが、それらの税金で教育の無償化であったり、公共サービス(図書館やプールなど)の充実を図り、国は国民に還元しています。

ですので公共サービスの利用率は高く、学校と公共サービスが互いにシェアし合っているので、とても合理的です。

例えば、学校には図書館もプールも基本ありません。学校もすべて公共サービスを活用しているのです。

 

 

さて、話を戻します。

そんなフィンランドが、なぜ「起業家精神」を育む必要があるのか?という話です。

フィンランドでは実際に起業を応援する仕組みも整っていますが、決して起業を強く推進しているわけではありません。

 

いろいろな方のお話を聞く中で分かったことは、フィンランドの人たちが大切にしている「起業家精神」というのは「自分ゴト精神」なんだということです。

要は、目の前で起きていることに対してどれだけ自分ゴトで捉え、自分ゴト化して考えられる人を増やすことができるか、ということを大切にしています。

企業に雇われている人でも、何か起きた際にいかに自分が社長だったらどうするか、みたいなスタンスで考えることができる人を増やしたい。

そういう「起業家精神」を小さな頃からフィンランドでは育んでいるのです。

 

それは人口の少ないフィンランドという国がこれからも未来永劫続いていくように、1人1人の力を高める必要があったからこそ大切にされてきた精神なのでは?と私は解釈しました。

リクルートで言う「起業家精神」の意味も、きっとイコールだよな~と勝手に腹落ちしたのです。

「起業家精神」という言葉が、ようやく私に装着された気がしています。

 

 

どんなことでも自分ゴトとして捉える。

まずはイチ市民として、選挙を通して日本について想いを馳せ、しっかり考え投票するとか、そういうことも大切にしていきたいと思いました。

このフィンランドが教えてくれた「起業家精神」の考え方を、日本でも浸透させていきたいなと思っている今日この頃です。

 

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